食品や化粧品にも使われる

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どのような物質なのか

酸化チタンと聞いてすぐに化学的な想像が出来る人は、かなり理数系の人かもしれませんね。多くの人は理科の授業で習ったかも、というくらいの認識でしょうが、化粧品に詳しい人は日焼け止めの成分として知っているかもしれません。この酸化チタンは化粧品に使われる以外にも、食品にも使われている物質です。肌に付けたり体内に取り入れたりしている物質ということになりますが、そんなに身近でありながら、あまりよく理解していませんね。酸化チタンはチタン化合物であり、二酸化チタンとも言います。ルチル型とアナターゼ型、ブルッカイト型という3種類に分けることが可能で、前述の食品や化粧品に使われるのはルチル型とアナターゼ型です。特性としては、排気ガスに含まれる硫黄酸化物や窒素酸化物を硫酸や硝酸に分解して、大気をキレイにする能力を持っています。シックハウス症候群を起こす原因物質のアセトアルデヒドなど、有毒ガスも分解します。ナノ粒子にすると紫外線を遮断する効果も持つため、これが日焼け止めとして使われる理由。親和性があり、膜を作るため鏡やガラスの曇り防止にも使われることがあります。なぜ食品に使うかと言えば、食品を白くするのに最適だからです。加工すると白色粉末が出来ますが、これが元の色を隠すのに優れた作用を持っています。他にも塗料や紙、プラスチックなど様々な素材に使われていて、化学繊維にもガラスにも広く活用されています。実際、挙げ始めればキリがないほど、生活の中に溢れている物質と言えるでしょう。

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