素材の特徴を知る

アクリル板

プラスチックとは違う性質

プラスチックに似た質感を持つ素材にアクリル板があります。これはアクリル樹脂を加工して作られた板材のことで、他の素材と比べて加工のしやすさや軽さなどメリットが多く様々な製品に使われています。似ているとは言っても、プラスチックとアクリル板の間には大きな違いがあります。中でも注目したいのが、アクリル板が持つ高い強度です。厚さのある板材を切り出すことで充分な強度を持たせることができ、同じ厚さのガラス板などと比べても非常に頑丈です。このためガラスでは割れやすい場所に代替品として使われることも多く、安全性の高い素材として注目されています。一方でプラスチックのような柔軟な加工はできません。プラスチックの場合、金型を作って射出成形することで平面だけでなく三次曲面を使った複雑な立体を量産できます。アクリル板にはそれが難しく、熱などを利用して折り曲げるといった原始的な加工に限定されています。固まりに対してNC旋盤などを使って加工することも可能ですが、いずれの場合にも再現できる形状には限度があります。複雑な立体ならプラスチック、シンプルな形状ならアクリル板といったように使い分けるのが一般的です。立体的な形状を作る際には、接着剤を用いて複数に分けたパーツを一つにすることもできます。ここで必要になるのがアクリル用接着剤です。質感がプラスチックに似ているためプラスチック用の接着剤が使えそうに思えますが、素材が異なるため接着できません。DIYで接着する必要がある時には、必ず専用のものを用意しましょう。

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